本記事では、『ファイアーエムブレム聖戦の系譜』のアイテム、『リング』の入手・継承について考察します。
リングには2種類あり、ステータスアップのリングとスキル付加のリングです。
序章の村からスピードリングを入手できるので、ゲーム序盤から誰で入手するべきか、悩ましいところです。
■ 誰でリングを入手するのが良いか?
■ 子世代へのリングの継承はどうすれば良いか?
これらの疑問にお答えします。
リングの継承について
『聖戦の系譜』で入手できるリングについて、一覧にまとめました。各リングは入手パターンが異なり、子世代に継承する必要があるリングと子世代に継承する必要がないリングに分けられます。
名称 | 効果 | 価格 | 1つ目 | 2つ目 |
---|---|---|---|---|
スピードリング | SPD+5 | 20,000 | 序章:村を訪問 (第六章:ヨハン) |
第七章:村を訪問 |
スキルリング | SKL+5 | 20,000 | 第一章:ガンドルフ (第七章:ジャバロー) |
第六章:村を訪問 |
マジックリング | MGC+5 | 20,000 | 第一章:サンディマ (第七章:ライザ) |
第十章:村を訪問 |
バリアリング | MDF+5 | 20,000 | 第二章:ボルドー (第十章:やみのしさい) |
第九章:村を訪問 |
シールドリング | DEF+5 | 20,000 | 第二章:マクベス (第八章:オーヴォ) |
第七章:村を訪問 |
パワーリング | STR+5 | 20,000 | 第三章:ドバール (第九章トラバント) |
第八章:村を訪問 |
リターンリング | 「城にもどる」コマンドで本城に戻る | 20,000 | 第二章:フィリップ (第九章:ディスラー) |
第四章:道具屋 (第六章:ハロルド) |
レッグリング | 移動力+3 | 20,000 | 第三章:ピサール (第十章:ユリウス) |
– |
追撃リング | 追撃スキル付加 | 40,000 | 第二章で、アーダンが特定の場所に待機すると入手 | – |
値切りの腕輪 | 値切りスキル付加 | 40,000 | 第二章:村を訪問 (第七章:クトゥーゾフ) |
– |
エリートリング | エリートスキル付加 | 40,000 | 第二章:ヴォルツ (第六章:ヨハルヴァ) |
– |
ナイトリング | 戦闘後に再移動できる | 40,000 | 第二章終了時に、ノディオン三兄弟が生存している場合、ラケシスが入手 | – |
ライブの腕輪 | 毎ターンHP5~10回復 | 40,000 | 第三章:パピヨン (第十章:イシュタル) |
第十章のアルヴィスをセリスで倒し、特定の場所に待機すると、セリスが入手 |
シーフの腕輪 | 盗むスキル付加 | 40,000 | – | 第八章:村を訪問 |
祈りの腕輪 | 祈りスキル付加 | 40,000 | – | 第九章:アリオーン |
子世代に継承する必要があるリング
子世代に継承する必要があるリングは、追撃リング・ナイトリング・エリートリング・レッグリング・ライブの腕輪の5つです。
追撃リング・ナイトリング
追撃リングは、第二章でアーダンが入手するしか方法がありません。ナイトリングも、第二章でラケシスが入手するのみです。
追撃リングとナイトリングは、子世代に継承しないと二度と入手できないので注意しましょう。
エリートリング
エリートリングは、継承しなくても、第六章でヨハルヴァから入手できます。しかし、エリートリングは第六章開始時からセリスが使用したいので、シグルドからセリスに継承することを強くオススメします。
エリートリングの入手・使い回し・継承は、【聖戦の系譜】エリートリングの入手・使い回し・継承【所持金・経験値稼ぎ】をご覧ください。
レッグリング・ライブの腕輪
レッグリングとライブの腕輪は子世代でも入手できますが、以下の理由で、子世代に継承しておくことをオススメします。
・第十章で、ユリウスかイシュタルを倒すことで入手できるが、どちらか一方しか倒すことができない
・第十章での入手となり、入手時期が遅い
子世代ではどちらか一方しか入手できず、入手時期も遅いので、必ず継承しましょう。
子世代に継承する必要がないリング
上に挙げた5つのリング以外は、特に継承する必要はありません。
ステータスアップのリング
ステータスアップのリングは、スピードリングからパワーリングまでの6種類です。
【ステータスアップのリングの入手】
・ステータスアップのリングはそれぞれ2つあり、1つ目は親世代で入手できる
・1つ目を子世代に継承した場合、子世代では2つ目だけを入手できる
・1つ目を子世代に継承していない場合、子世代で1つ目と2つ目の両方を入手できる
・ただし、子世代で1つ目を入手する場合、入手時期が遅いものもあるので要注意
ステータスアップのリングは継承する必要はありませんが、できるだけ継承しておきたいものではあります。
リターンリング
リターンリングは、親世代で2つとも入手でき、継承していないリングは子世代でも入手できます。
リターンリングはリターンの杖とワープの杖で代用できるため、使用することがあまりないです。よって、リターンリングは資金調達用に使用するのがオススメです。
・リターンの杖を持っているユニットに所持させ、自身が本城に戻れるようにする。(親世代はエスリン)
・親世代から継承して、子世代で中古屋で売って所持金を増やす。
・子世代で入手させ、中古屋で売って所持金を増やす。
値切りの腕輪
値切りの腕輪は、子世代に継承していない場合、第七章の始めにシャナンかパティ(デイジー)で入手することになるので、継承していなくてもOKです。
子世代でパティに値切りの腕輪を持たせたい場合は、ブリギッドの相手に値切りの腕輪を継承させましょう。
リングの入手について
リングの入手について、親世代・子世代の推奨するユニットを書いていきます。
親世代のリング入手について
親世代は、誰をカップリングさせるかによってリングの入手ユニットも変わるかもしれませんが・・・。
イチ意見として、参考にしてもらえればと思います。
名称 | ユニット |
---|---|
スピードリング | ミデェール |
スキルリング | シグルド・ノイッシュ・アレク・ミデェール 子世代に継承できる騎兵ユニット |
マジックリング | アゼル |
バリアリング | シグルド |
シールドリング | シグルド・ノイッシュ・アレク・ミデェール・ベオウルフ 子世代に継承できる騎兵ユニット |
パワーリング | ノイッシュ・アレク・ミデェール・ベオウルフ 子世代に継承できる騎兵ユニット |
リターンリング(1つ目) | エスリン |
レッグリング | シルヴィア |
値切りの腕輪 | シルヴィア |
エリートリング | フィン |
ライブの腕輪 | フュリー |
スピードリング
序章で入手するスピードリングはミデェールがベスト。
ミデェールはユングヴィ城から登場し、すぐに南西のスピードリングの村を訪問できます。
ミデェールはてつの弓やはがねの弓だと、なかなか闘技場を勝ち抜くことができませんが、キラーボウを装備すると比較的簡単に勝ち抜くことができます。
さらにスピードリングで素早さを補強することで、闘技場のボウファイターやスナイパーよりも先に攻撃できるため、相手の追撃を防ぐことができます。
ミデェールは、スピードリングとキラーボウで、第一章から闘技場をクリアできるので、是非試してみてください。
他に候補として上げられるのは、ノイッシュ・アレク・フィン・アーダン・アゼル辺りでしょうか。しかし、以下の理由で、第一候補のミデェールよりオススメしません。
・ノイッシュやアレクは、この時点でスピードリングを持っていても、なかなか闘技場を勝ち抜くことができない。
・フィンはスピードリングを持っていなくても、第二章でエリートリングを入手すると十分強くなる。
・アーダンやアゼルは歩兵なので、村を訪問しに行くと戦闘に参加できない。
スキルリング
スキルリングはあまりこだわりがありません。必殺スキルを持つノイッシュでも、弓の命中率が上がるミデェールでも良いです。できるだけ、子世代に継承できるユニットがオススメです。
ターンの関係で早くガンドルフを倒したい場合は、シグルドでもOK。ただし、シグルドにリングが集中してしまうと強くなりすぎてしまうので、できるだけ違うユニットで入手する方が良いです。
ガンドルフを倒したらすぐにマーファ城を制圧したいので、騎兵ユニットもしくは間接攻撃可能なユニットで倒しましょう。
マジックリング
マジックリングはアゼルがベスト。アゼルは闘技場を勝ち抜きにくいユニットなので、補強してあげましょう。
ディアドラはマジックリングがなくても十分強く、杖でレベルアップできるのでマジックリングは不要です。
バリアリング
バリアリングはシグルドがベスト。第二章は開始時点から、ハイライン城制圧を急いでいます。シグルドがハイライン城に突っ込み、そのままバリアリングを入手しましょう。
このバリアリングを子世代に継承しない場合、第十章まで入手できないので、そのままセリスに継承します。セリスは魔防が高く、さらに補強してあげると、第十章・終章と高い魔防で戦場を駆け抜けることができます。
シールドリング
シールドリングはアンフォニー城のマクベスから入手します。第二章もアンフォニー城まで来ると、シグルド・キュアン以外のユニットも戦場に追いつくことができているはずです。
したがって、シールドリングはスキルリングと同様、子世代に継承できる騎兵ユニットで入手すると良いでしょう。
パワーリング
パワーリングも好みですが、子世代に継承できるユニットがオススメ。一発の攻撃が弱いアレク・アーダン・ベオウルフ・デュー。もしくは一発しか攻撃がないノイッシュ。
ドバールは城を守備していますが、ピサール隊の増援を待つ間にサクッと倒してしまいましょう。
リターンリング
1つ目のリターンリングは、エスリンでの入手がベスト。リターンの杖とワープの杖が常に同じ場所にいるとは限らないので、リターンの杖を持っているユニットが自分で本城に帰れるようにしておくと便利です。
第三章の終わりにエスリンのアイテム整理をする時に、リターンリングをラケシスに譲っておきましょう。子世代へは、ラケシスからナンナにリターンリングを継承します。
レッグリング
レッグリングはシルヴィアがベスト。
シルヴィアは第三章始めに、ラケシスからナイトリングを譲ってもらって、再移動できるようにしておきます。さらにレッグリングが加わると、ヒットアンドアウェイと同じく、ダンスアンドアウェイがやりやすくなります。レッグリングのおかげで、クラスチェンジ後の騎兵と同じ移動力になるので、進軍がとても早くなります。
シルヴィアは、ピサールに1ダメージしか与えられないはずなので、よく計算してトドメをさしましょう。
レッグリングは、第五章でシルヴィアからシグルドに譲って、セリスに継承することをオススメします。ちなみに、そのままシルヴィアからリーンに継承しても問題はありません。
値切りの腕輪
値切りの腕輪はシルヴィアでの入手がオススメ。
第二章マップ中央の村をレヴィンとシルヴィアで助けてくれているので、シグルド達と合流する前に、値切りの腕輪の村をシルヴィアで訪問しましょう。シルヴィアは、第三章の始めにナイトリングを購入したいので、値切りの腕輪を持っておくと20,000ゴールドで購入できます。
エリートリング
エリートリングはフィンがオススメ。
エリートリングの入手・使い回し・継承は、【聖戦の系譜】エリートリングの入手・使い回し・継承【所持金・経験値稼ぎ】をご覧ください。
ライブの腕輪
ライブの腕輪はフュリーがオススメ。
パピヨンは竜騎士なので、陸路を通って来てくれません。自由に移動できるフュリーでパピヨンを倒しましょう。
フュリーは単独行動が多いので、自動回復できるととても便利です。
子世代のリング入手について
子世代は、親世代のカップリングによって状況が変わるので、何とも言えませんが。一例として・・・。
ステータスアップのリングもリターンリングも、1つ目は継承しているものとします。
名称 | ユニット |
---|---|
スピードリング | リーフ |
スキルリング | レスター |
マジックリング | 終章でスリープの杖・サイレスの杖を使うユニット |
バリアリング | アルテナ |
シールドリング | フィー |
パワーリング | 力が低いユニット |
リターンリング | 資金不足のユニット |
値切りの腕輪 | シャナンorパティへの継承 |
シーフの腕輪 | アレス |
祈りの腕輪 | アリオーンを倒せるユニット |
スピードリング
スピードリングはリーフがオススメ。
リーフならば、第七章開始時点でアルスターのアーマー隊を相手にしながら村を訪問することで入手できます。
リーフは第七章・第八章で優先的に育てたいので、スピードリングを入手しておきましょう。第七章の闘技場を勝ち抜くこと、第七章の村をいくつか訪問しておくこと、スピードリングを売ることで、第八章の始めにエリートリングを購入できます。
スキルリング
弓兵の技が低いと辛いので、スキルリングは弓兵のレスターに。
スキルリングは、あまりこだわりはありません。
マジックリング
マジックリングは第十章で入手できます。
終章で、ユリアの行動をスリープの杖・サイレスの杖で封じる必要があるので、杖を使うユニットの魔力が、ユリアの魔防以上になるように調整しましょう。
バリアリング
バリアリングはアルテナがオススメ。
第十章・終章は魔防が低いと辛いので、単独行動が多いアルテナの魔防を少しでも上げておくと安心です。第十章の会話でコープル・シャルローに魔防を上げてもらって、さらに補強してあげましょう。
シールドリング
シールドリングはフィーがオススメ。
シールドリングの場所は少し行きにくいので、フィーでマウンテンシーフを倒して、そのまま村を訪問すると良いです。単独行動のフィーはどれだけ強くなってもOKなので、資金調達とともに入手しておきましょう。
パワーリング
パワーリングは力が低いユニットに・・・。
リターンリング
2つ目のリターンリングは第六章の序盤で入手できるので、資金不足になりそうなユニットで入手しましょう。
すぐにセリスでガネーシャ城を制圧したいので、デルムッドかレスターがオススメ。
値切りの腕輪
値切りの腕輪はパティに継承するのがベストです。パティに値切りスキルがあると便利なので、ブリギッドの相手からパティに継承しましょう。
デュー・ブリギッドの場合やブリギッドが独身の場合は、神器持ちのシャナンで入手すると、修理費が安くなるので便利です。
シーフの腕輪
シーフの腕輪は子世代にだけ登場します。第八章のマンスター城南東の村を訪問すると入手できますが、村までの道のりが長いのと、村の周辺に難敵シーフファイターがいるので、強いユニットで向かう必要があります。
オススメは神器ミストルティンの修理費を稼ぐ必要があるアレス。フィーとアレスでシーフファイターを倒しましょう。
祈りの腕輪
祈りの腕輪も子世代にだけ登場します。強敵アリオーンが持っているので非常に厄介です。
アリオーンは増援を呼びにトラキア城に戻るので、トラキア城に入っているうちに第九章を終わらせても良いですが、それでは面白くないので・・・。
グングニルの補正で力・素早さ・守備力がそれぞれ+10されており、スキルは追撃・連続・見切り。さらに祈りが付加されているので、圧倒的な力や魔力で倒せるユニットで倒しましょう。
無理な場合は、間接攻撃は反撃を受けないので、チマチマ削っても良いですが、祈りスキルが発動しないように計算してトドメをさしましょう!
子世代へのアイテム継承については、以下を参照してください。