本記事では、『ファイアーエムブレム聖戦の系譜』のユニット・キャラクター評価をしています。
育てやすさ・強さ・使いやすさなどについて、6段階(S/A/B/C/D/E)でユニット評価をします。
『聖戦の系譜』は他のFEシリーズと異なり、全ユニットを出撃させることができます。
『聖戦の系譜』は、「評価Eのユニットも強くしたい!」とプレイヤーに思わせる魅力があります。
弱いユニットほど育てて、強くしてあげましょう!
今回は、親世代の女性キャラについてです。母親としての評価も少しだけ記載しています。
【女性編】親世代のユニット・キャラクター評価
親世代の女性キャラは9人。
9人のうち、エスリンとディアドラは固定カップリングですが、他の7人は、13人の男性キャラとカップリングすることで母親になります。
今回の9人に、評価Eはいませんでした。男性キャラに引き続き、親世代は優秀です。
女性は杖を使えるユニットが多いので、男性よりはかなり育てやすいですね。
エスリン
キャラクター評価:B
クラス:トルバドール → パラディン
武器Lv:剣A・杖C → 剣A・槍C・杖C
スキル:必殺
血統:バルド傍系
自軍1人目の女性キャラで、シグルドの妹、キュアンの妻。登場から兄妹アタックやラブラブアタックを発生させてくれる、ありがたいユニット。
ライブの杖を振ってくれるが、魔力が低く回復量が少ないのが難点。
エーディンとディアドラからのプレゼントで、第一章でリターンの杖、第二章でひかりの剣を入手でき、経験値稼ぎには困らない。
キュアン・フィンと共に、第三章までで離脱してしまうため、急いでレベルアップをしてしまおう。第一章からリターンの杖を振りまくり、第二章からエーディンのリライブの杖を譲ってもらうと、杖の無駄振りで楽にレベル30にすることができる。
闘技場を勝ち抜くのは厳しいが、杖の修理費ぐらいは自分で稼ぐことができる。資金に困ったら、キュアンと所持金の受け渡しをすれば良いので、利用しよう。
エスリン自体の成長率は低く、スキルも必殺だけなので、戦力として考えるより、「支援と杖の補助的な役割をしてくれれば良い」と割り切ると、使いやすいユニットである。
【母親として】
リーフもアルテナも、クラスチェンジ後に兵種スキルで追撃がつくので全く問題はない。連続・必殺に追撃がつくため2人とも非常に強くなり、ありがたい限り。
リーフはプリンス時代は追撃がほしいので、追撃リングを継承してあげると子世代が楽になる。
あとは、魔法剣を1つ継承してあげると母親としてバッチリ。
エーディン
キャラクター評価:B
クラス:プリースト → ハイプリースト
武器Lv:杖B → 杖A・炎C・雷C・風C
スキル:なし
血統:ウル傍系
自軍2人目の女性キャラで、『聖戦の系譜』がスタートする原因となる人物。エーディンを助けるために、多くのメンバーが駆けつける。
『聖戦の系譜』の恋愛システムを教えてくれるモテモテユニット。
エーディンの目的は、ブリギッドにイチイバルを渡すことだが、プレイヤーはそんなことを忘れて第三章を迎えることが多い。
エーディンはプリーストなので、杖の無駄振りでいつの間にかレベル30になっている。デューからのプレゼント、ワープの杖をひたすら振りまくると良い。杖の修理費は、始めはデューにもらいながら、クラスチェンジ後は闘技場で自力で稼ごう。
【母親として】
スキルがないのが非常に辛い。
ラナはエーディンと同じプリーストなので、杖を継承でき、何の問題もない。
しかし、レスターはスキルがないとどうしようもないユニットになってしまうので考慮する必要がある。力が伸びないと厳しい、弓を継承できるユニットが少ないなど、レスターを考えると、エーディンの相手は限られてしまう。追撃リングとパワーリングをレスターに継承できれば、何も問題ないとも言えるが、あえて選ぶ必要があるかはプレイヤー次第。
アイラ
キャラクター評価:A
クラス:ソードファイター → ソードマスター
武器Lv:剣A
スキル:見切り・流星剣・(追撃) → 見切り・流星剣・(追撃)・(連続)
血統:オード傍系
親世代で、初めて敵軍として登場するユニット。敵軍のアイラの流星剣スキルは、プレイヤーを驚愕させる。
後のFEシリーズで流星剣は劣化するが、『聖戦の系譜』では攻撃が単純に5倍になる恐ろしい仕様。圧倒的な攻撃回数で、闘技場は簡単にクリアできる。
HPと守備力には不安があるので、進軍中は敵からの攻撃を受けないようにしておきたい。
第三章始めに、レックスorホリンからゆうしゃの剣をもらえるので、更に凶悪性が増す。
第三章以降にエリートリングを購入して闘技場に挑めば、レベル30にすることは難しくない。
【母親として】
母親としては、スカサハ・ラクチェ共に、アイラ + αなので、誰が父親でも強くなる。
兵種スキルの追撃と、見切り・流星剣が保障されているので、父親が必殺や連続をもっていると恐ろしく強くなる。月光剣や太陽剣も継承できるので、さらに強くなる。
父親の選択肢が多いので誰を選んでも問題ないが、アレク・フィン・ベオウルフなどの追撃スキルで安定したユニットを選ぶと双子が物足りなくなってしまう。魔法系のアゼル・レヴィン・クロードでは力が伸びず、さすがにもったいない。
ディアドラ
キャラクター評価:B
クラス:シャーマン
武器Lv:杖B・光☆
スキル:見切り
血統:ヘイム直系・ロプト傍系
第一章でいきなり登場し、再会してすぐにシグルドの妻になる女性キャラ。
聖者ヘイムと皇族マイラ(暗黒神ロプトウス)の血を継承する、『聖戦の系譜』のキーパーソン。
ディアドラ個人の成長率は低いが、血統ボーナスで魔力と魔防の成長率が高い。
出番が第三章の序盤までなので、セリスのために、できるだけ多くレベルアップしておこう。レベル25程度まで上げられれば上出来である。
第一章から闘技場を利用できるが、重いオーラで勝ち抜くのは難しい。サークレットに付加している祈りスキルのおかげで勝てる試合もあるが、お小遣い稼ぎ程度しかできないと思っておこう。
第二章でワープの杖を振りまくるので、第一章でシグルドから資金をもらっておくと、修理費にあてられる。第三章のシグルド出撃時には、杖やオーラをすべて売り払い、シグルドに資金を渡しておくと良い。
【母親として】
セリスは、聖者ヘイムのおかげで魔防が上がり、見切りスキルのおかげでスキル持ちの強敵にも迷わず挑むことができる。
ユリアにも見切りスキルは継承されているが、ステータスが継承されないのが残念・・・。ディアドラを一生懸命レベルアップさせた分、ユリアの初期値も上がればありがたかったのだが・・・
ラケシス
キャラクター評価:B
クラス:プリンセス → マスターナイト
武器Lv:剣A・杖C → 剣A・槍A・斧A・弓A・杖A・炎A・雷A・風A・光C
スキル:カリスマ → カリスマ・(追撃)
血統:ヘズル傍系
第二章に登場するお姫様。FEシリーズの伝統通り、お姫様も王子様も始めは弱い。
しかし、マスターナイトにクラスチェンジすることで、ステータスも武器レベルも大幅にアップし、追撃スキルまで付いてくる。
クラスチェンジするまでは多少苦労するが、優先的に育ててあげると一気に楽になる。
ノディオン三兄弟から入手したナイトリングを売り払い、エリートリング購入資金にすると、第三章でクラスチェンジできる。エスリンがレベル30になった後は、リターンの杖を譲ってもらおう。
クラスチェンジ後は何でもできるので、第四章では弓を使って戦闘にも参加し、杖もバンバン振っていこう。
【母親として】
母親としては、スキルを考慮する必要がある。個人スキルがカリスマしかないため、デルムッドとナンナを戦力にするには、父親が追撃持ちである必要がある。
ステータスに関しては、ヘズル傍系のおかげで、力の成長率が高いので、誰を父親にしても問題ない。
特にアゼルは、他の戦士系の女性キャラにはオススメできないが、ラケシスとは相性が良い。
子ども2人を単なるカリスマ要員にするのはもったいないので、スキルを考慮してあげよう。
シルヴィア
キャラクター評価:C
クラス:ダンサー
武器Lv:剣C
スキル:連続・祈り・(踊る)
血統:ブラギ傍系
自分の周囲4人を再行動させてくれる、優秀な踊り子。
ステータスは低いが、敵の攻撃範囲に入らずに安全に踊っておけば良いので問題ない。
攻略上は、ナイトリングとレッグリングをもたせると、使い勝手の良いダンサーになるので、資金を優先的にあげると良い。
祈りスキルのおかげで、闘技場は多少勝ち抜けるが、お小遣い稼ぎ程度。
無理してレベルをあげる必要はないが、親世代で余裕があれば、第五章でエリートリングを持たせて踊らせると、少しはレベルアップできる。最後は、エリートリングをシグルドに渡しておこう。
【母親として】
母親としては、コープルもリーンも、スキルとステータスを重視するクラスではないので、特に考慮することはない。
相手は誰でも良いので、自由度が高すぎて、シルヴィア独身派が多いのも悲しいところ。
ただ、レイリアはアイテムの継承ができず攻略上面倒なので、継承できるリーンを使ってあげたいとも思う。
フュリー
キャラクター評価:B
クラス:ペガサスナイト → ファルコンナイト
武器Lv:剣B・槍B → 剣A・槍A・杖C
スキル:追撃 → 追撃・(連続)
親世代唯一の飛行系ユニット。海も川も山も関係なく移動できるので、非常に重宝する。
力の成長率が低いので、意識して伸ばしてあげたい。
第二章のマップ中央の村を訪問し、エリートリング購入の資金を稼ぐと良い。第二章からゆうしゃの槍で闘技場をクリアできるので、育てやすい。フィンからゆうしゃの槍をもらって、☆必殺化させておくと、強いフュリーが出来上がる。
クラスチェンジすると、杖も使えるのでさらに使い勝手が良くなる。
第三章でトラキアのパピヨンがライブの腕輪を落とすので、フュリーで入手すると、安心して単独行動ができる。
【母親として】
セティが魔法系、フィーが戦士系と、特徴が異なるのでどちらを優先するかが悩ましいところ。
スキルは個人スキルで追撃を継承できるので、ステータスを強くしてあげたい。
セティのセイジは魔法系の最強クラスなので、セティを強くするためにレヴィン・クロードを選ぶのが王道。アゼルでは物足りないが、魔力はぐんぐん上がるので悪くはない。その他の男性キャラが相手だと、切ないセティが出来上がってしまう。
レヴィン・フュリーは公式カップリングで、一発成立できるが、その他の男性とカップリングしたい場合は、第二章からコツコツと隣接させておく必要がある。単独行動をしている時以外は隣接させておくと、第五章にはカップリング成立できるので計画的に。
ブリギッド
キャラクター評価:A
クラス:スナイパー
武器Lv:弓☆
スキル:(追撃)
血統:ウル直系
第三章の終盤に仲間になる、3人目の弓兵で、強い。
エーディンの目的がイチイバルであることをプレイヤーに思い出させるユニット。
神器持ちだが、イチイバルを持たなくても強く、イチイバルを持ってもあまり強さが変わらない印象である。イチイバルの神器補正が少ないのが悲しい。ライブ付加とかいらないから、補正を多くしてほしいと思ってしまう。
しかし、ブリギッド自体は文句なしに強いので、勝手に闘技場を勝ち抜いてレベルアップしていってくれる。
始めから上級クラスなので、育てる楽しみはほとんどないユニットではある。
【母親として】
母親としては、個人スキルがないのが難点だが、ファバルもパティも兵種スキルで追撃が付くので、全く問題はない。
ステータスは、ファバルは力が伸びないと辛いので、魔法系の父親以外ならばOK。
アイラと同様、比較的自由に相手を選ぶことができる。
ティルテュ
キャラクター評価:C
クラス:サンダーマージ → マージファイター
武器Lv:雷A → 剣C・杖B・炎B・雷A・風B
スキル:怒り → 怒り・(連続)
血統:トード傍系
レプトールの娘で、自軍での立ち位置に悩んでいる女性キャラ。
第三章の終盤にレベル3で登場する、育てるのが面倒なユニット。
クラスチェンジ後は、連続スキルが付き、杖Bまで使えるので、かなり使いやすくなる。とにかく、第三章・第四章と優先的に経験値を与えて、第五章始めにクラスチェンジできるように頑張ろう。
闘技場は、怒りスキルでそこそこ安定して勝ち抜くことができる。HPが低すぎて闘技場で一発でやられる可能性もあるため、第四章のアゼルとの会話で最大HPを上げておくと闘いやすくなる。
【母親として】
スキルが怒りしかないため、優秀なスキルの父親を選ぶ必要がある。
ティルテュは魔力の伸びがよくないので、父親の魔力の成長率が悪いと、アーサー・ティニー共に魔力の低いマージになってしまう。
スキルもステータスも良い父親を選ぶ必要があるので、自然とアゼルかレヴィンを選んでいるプレイヤーが多い。
一番、相手候補が限られている女性キャラと言える。
>【聖戦の系譜】子世代のユニット・キャラクター評価【固定キャラ編】